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チランジアは、土に根を下ろさず、葉や茎から空気中の水分を摂取して生育しています。  
高温多湿な熱帯雨林の樹木に着生し、空気中の水分を吸収しているもの。気温の低い高山地帯に生息し、葉に滴る降雨を、タンク上に発達している株の下部に溜めることができるもの。日中はカラカラに乾燥する砂漠の岩の上に居座り、1日の中の急激な気温変動に伴う霧の発生を利用して水分を吸収しているもの。それぞれが、過酷な状況下でありながらも、「空気中に水分がたくさんあり、その水分を確保できる」環境で生きています。なおかつ、株自体が水分でびしょびしょになろうとも、新鮮な空気の動き(自然の風)で適度な乾燥が促されるため、株は腐敗することがありません。

〈チランジアに必要な3つの要素〉
● 風通し ● 水分 ● 日当たり  


〈チランジアとお部屋の中で一緒に暮らす方法〉
● 風通し・・・チランジアが密閉されるような容器に入れておくことは避けましょう。株を流木に固定した上で、ワイヤーやラックに吊るす方法がおすすめです。または、通気性のよいコンポスト(ヤシガラなど)を入れた鉢に固定した上で、やはり風通しのよいラックなどの上に置くのがおすすめです。また、水やり(ミスティング、ソーキング)の後は、扇風機や換気扇、サーキュレーターを使用して、普段以上に新鮮な空気の流れを作りましょう。

● 水分・・・チランジアの種類、季節や天候にもよりますが、2~3日に一度水やりを行います。晴れて気温が高く、空気の乾燥した天候が続く際には、毎日行っても構いません。チランジアの株から水滴がびしょびしょと滴るくらい、しっかりと水やりを行います。方法は、霧吹きスプレーによるミスティングを日常の方法としておすすめします。気温の高い季節には、水やりを夕方から夜間に行います。気温の高い時期の昼間に水やりを行うと、蒸れの原因になるので避けましょう。また、朝方の気温がぐんと下がる厳寒期には、夕方のまだ気温が高い時間か日中に行って下さい。
株の乾燥が見受けられる場合は、水をはったバケツやボウルに株全体を浸し数時間置くソーキングという方法もあります。ソーキングのあとは株をひっくり返しにして吊るすなど、株の内部に水分が溜まったままにならないようにします。テクトラムなど、ふわふわした白い毛(トリコーム)が発達している種類の個体は、ソーキングによってトリコームを傷めてしまう可能性があり、すべての個体にソーキングが有効というわけではありませんのでご注意下さい。

● 日当たり・・・チランジアの種類によって、好む日当たりの環境は異なりますが、基本的に「木漏れ日」程度の日当たりを好みます。直射日光や、あまりにも日当たりの悪い薄暗い環境は好みません。部屋の中でもっとも明るい窓辺で、レースのカーテンで遮光をしたような環境をおすすめします。西日はあまり好みませんので、東からの朝日、日中の南向きの光をたっぷりと当てて下さい。種類にもよりますが、チランジアに適した温度は10℃~30℃です。もし、屋外でお世話をされる場合は、10℃を下回る前には室内でのお世話に切り替えるようにして下さい。

https://www.petitsylph.com/blog/2017/05/18/100141

↑こちらのブログで、お世話の方法などをもう少し詳細にご紹介させて頂いております。是非ご覧下さい。

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